「来場時」だけじゃない。顧客のファン化と口コミを加速させる、次世代位置情報ポイントプログラム


導入背景と課題


日本を代表するテーマパークであるユニバーサル・スタジオ・ジャパン様では、来場時の体験価値向上はもちろんのこと、「パークにいない日(日常)」においても、いかにユーザーとの接点を持ち続け、ブランドへの熱量を維持・拡大できるかが重要なテーマとなっていました。

単なる決済時の値引きやポイント付与といった一般的な会員システムとは異なる、パークの世界観を損なわずにユーザーが自発的に楽しんで参加できる、全く新しいファン基盤の構築が求められていました。


アプリの主な機能とUI設計


1.デジタルメンバーズカード & ステータス設計
ユーザーごとにオリジナルのデジタルメンバーズカードを発行。好きなキャラクターアイコン(例:マリオ等)の設定やランク表示(Silver等)により、ファンとしてのアイデンティティを高めます。また、アカウント登録時、プロフィール更新時など様々な場面で人気キャラクターが登場し、世界観を崩さない工夫を凝らしています。

2.「バッジコレクション」による達成感の演出
「USJ来場」「アトラクション体験(マリオカート、フライング・ダイナソー等)」「レストラン利用(マリオ・カフェ&ストア等)」など、現地での様々なアクションに応じて限定デジタルバッジを付与。進捗度(例:50/52獲得)が可視化される円グラフ UI により、「全コンプリートしたい」という心理を強力に刺激します。

3.「位置情報チェックイン」機能
GPS判定により、本当にそのアトラクションやエリアにいるか・利用したかを判断して、チェックイン時にポイントやバッジを付与。また、パーク内にとどまらず、パーク外(例:大阪市内の特定スポット等)を訪れることでもポイントやバッジがもらえる仕組みも構築。遠方にいる日でもブランドとの接点を創出しています。

4.SNS(X)ログイン&自動投稿による自然な口コミ拡散
『Xでログイン』を実装し、導入ハードルを最小化。また、アプリ内のトークルームでの投稿が「#USJファン」付きで自動連動投稿される仕組みを実装。ユーザーがイベントやグッズについて呟くだけでポイントが貯まる設計にし、来場していない日でもSNS上で良質な口コミ(UGC)が自然発生・拡散するサイクルを作り出しました。


導入による成果、ユーザー体験の変化


1.アプリ起動率・継続利用率の向上
ユーザー数が3倍に増加したことはさることながら、アプリの継続利用率が大幅に向上しました。アトラクションやレストラン利用の「思い出」がバッジとして残るため、「体験のコレクション化」によりリピート意欲を醸成することで、次回訪問時の新しい体験や未訪問エリアへの周遊意欲(「次はあのバッジをGETしたい」)を効果的に創出しました。

2.広告費に頼らない自然な口コミの爆発的増加
デジタルカードやバッジ獲得の喜びを「SNSシェアボタン」一つでXへ投稿できる導線を設計。広告費をかけずにファン自身がアンバサダーとして魅力を発信するサイクルを確立しました。ユーザーのファン心理(推し活・発信欲)を報酬(ポイント)と結びつけることで、熱量の高い口コミがSNS上に継続的に投稿される仕組みを確立しました。


導入企業様、ユーザー双方にメリットの「PWA(ブラウザアプリ)」仕様


本システムは、Webブラウザ上でネイティブアプリと同等の操作性を実現するPWA(Progressive Web Apps)技術を採用しています。

1.開発コストと納期を大幅に圧縮
iOS/Androidそれぞれのネイティブアプリを個別開発する必要がないため、従来のアプリ開発に比べて格段に安価かつ短納期での導入・構築が可能です。

2.アプリストア審査が不要で柔軟な運用が可能
ストアへの申請や審査期間に縛られないため、新機能の追加やキャンペーン施策もスピーディーに展開できます。

3.ユーザーの利用ハードルを最小化(離脱防止)
アプリストアからのダウンロードが一切不要。店頭やポスター、WEB上のQRコードを読み込むだけで即座にサービスを開始できるため、新規ユーザーの獲得・登録率が飛躍的に高まります。


汎用性と他業種への展開について


お問い合わせ・ご相談


「自社の会員向けにファン化の仕組みを取り入れたい」「できるだけ予算を抑えて周遊施策を試したい」など、貴社の課題や予算感に合わせた最適な活用プランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。